こんにちワ
アスパラガスハウスでは現在復旧に向け、ハウス復旧作業を実施しています!
当ファームではハウスが約80棟(70坪ハウス+100坪ハウス)ありますが、内アスパラガスハウスが56棟中30棟が大雪により倒壊しました。
例年では2月からアスパラの潅水及び保温作業が始まるのですが、この被害により遅れと出荷量減少が想定されます。
少しでも被害を軽減したいのと来年度に向けて早急に対応しなければならない為、早期復旧作業に着手しました。
まずは倒壊しなかったハウスにこれ以上の被害拡大を阻止する為、
ハウス内に突っ張り用の支柱を設置。
それから倒壊ハウスのつぶれた天井骨組みパイプを切断して除去。
そして、パイプの根本40㎝くらいの箇所を一度切断して新たなパイプを差して組立ていきます。
こうやって、ハウスを復旧しています。
切断箇所をつなぎで行っている為、ハウスの耐久性は落ちてしまいますが、
また今回のような大雪がいつ降るともわからないため、今後は支柱を駆使して大雪対策
を行わないといけませんね。
もともと、北海道日高地区新ひだか町はあまり雪が降らず30㎝くらいで大雪と評しています。
それが2月5日・6日にかけて1mくらいの降雪があました。
(今回の大雪はこの地区では統計開始以来最多らしく、地域のお年寄も初めてと語っていました)
そんな大雪の対策は想定していなかった事がこのような結果となりました。
異常気象の多い昨今、ここは大丈夫と思っていたら足元をすくわれるなと強く感じました。
アスパラ栽培担当/木島誠二